講座概要
コミック脚本は、小説の地の文とも、映画の脚本とも少し異なります。誰がどこにいて、何を言い、場面がどう進むのかを、作画や演出の前段階として整理する文書です。この講座では、セリフ、場面、登場人物、シーンの内容を書き分け、コミック用の脚本としてまとめる基本を学びます。
対象者
- 漫画脚本やシナリオの書き方を知りたい方
- 頭の中のイメージを文書として残したい方
- 作画の前にストーリーを整理したい方
学習内容
- 脚本に書く情報と、書かない情報の見分け
- 場面・ト書き・セリフの基本的な整理
- 登場人物の動きを文章で示す方法
- 後から読み返せる脚本のまとめ方
カリキュラム
01
脚本の役割
自分のための整理メモなのか、他者と共有する文書なのかによって、書く粒度が変わることを確認します。
02
場面の書き方
場所、時間、その場にいる人物、そのシーンの目的を短い見出しと本文で示します。
03
セリフとト書き
会話と、動作や状況の説明を混同しない書き方を学びます。
04
シーンから脚本へ
あらすじを、実際に使える脚本の形へ落とし込みます。
レッスン内容
一場面を脚本にする
短い会話シーンを、場所・人物・セリフ・動作に分けて書きます。
説明をト書きに移す
セリフに詰まりがちな説明を、必要な範囲でト書きへ移す練習をします。
数シーンの脚本にまとめる
連続する場面を、読み手が追える脚本として通して書きます。
よくある質問
基本的な考え方は近い部分もありますが、本講座では漫画・コミック制作に使いやすい整理方法を中心に扱います。特定の業界フォーマットの暗記が目的ではありません。
ネームやコマ割りの実技は扱いません。その前段階として、脚本を文章でまとめる方法を学びます。